天空空を行くとは天馬が空をかけるように、着想や手腕が自由奔放なことを言います。
今日の秋を感じさせる日にぴったりなことわざだと思います。
天空空を行くのは可能か?
天空空を行くのは天馬ですが、実際にはそんな生き物はいません。
でも雲を天馬だとすると風の強さによっては天馬に見えるときもあります。
わたしは以前富山に向かう飛行機の上から富士山近くで龍を見たことがありますが、馬に似た雲はまだありません。
龍を見たときは流石にワクワク感が止まりませんでしたが、雲はいろいろな形に姿を変えてわたしたちを楽しませてくれます。
わたしは子供の頃から空想癖があり、雲に乗って山の向こうに行って雲の階段を降りて地上に降りたら下にいるひとは腰を抜かして立ち上がれないだろうなとか。
雲を自由自在に動かして雨が降らなくて困ってる農家のところに行き雨を降らすと農業用水がなくてどうしたものかと悩んでるひとを助けることができるだろうなとか。
雲に乗って孫悟空やアラジンのように行きたい場所に行くことが出来ればカッコいいしスーパーマンのように困ってる人々を助けてあげることもできるだろうとか。
いろいろと考えを巡らせていました。
まー
空想癖がありすぎた変わった少年でしたが、いまでも時々雲を見てはいろんなことを考えています。
50過ぎてもなかなか本来の性質は変わらない典型的な例ですね、ははは
さて、本来の意味に戻らなくてはいけません。
着想や手腕が自由奔放なこと。
ひとと同じことをやっていてはありきたりしか出来なくなってしまうので、違うアイデアを持って事に当たりそれが誰にもマネ出来ないもの
また実際に行動してアイデアを具現化するときの方法がほかのひとが思いつかない大胆かつ繊細でさらに自由自在に変化することが出来るもの
というのが近いかも知れませんね。
これは起業家でいうとやはりソフトバンクの孫さんでしょうか。
誰もが、想像すらしなかった事業展開をいまでもまだやっていますが、本当にこのことわざがぴったり当てはまる人物です。
弟であるガンホーの社長の孫さんが言っていました。
兄は常に100手先を想定して読んで事業展開をしている、僕は全然足りなくて兄にたしなめられてますよ。
と、この言葉から分かるようにソフトバンクの孫正義さんはいろんなアイデアの事業展開を100個くらい常に考えている人物であるということがわかります。
孫正義は天馬か?
孫さんの立身出世物語はまだまだ続いていますが、生い立ちから現在までのエネルギーが物凄い。
常人では事を起こそうとその時にはエネルギーを使えるのですがそれを今も無くさずに継続してやってこられているのは本物のリーダーだと思います。
最近では10兆円ファンドを僅か2ヵ月くらいで集めています。
サウジアラビアの投資部門には4.5兆円を僅か45分間で調達しました。
あとはアップルやアブダビから2.5兆円を調達して、自身のファンドから3兆円出して合計で10兆円のファンドです。
気が遠くなるような数字ですが、彼にとっては一つのビジョンがあって人々を笑顔にするために事業をドンドン推し進めていくと言っています。
この笑顔の裏には家族を助けるためにはわたしはアメリカに行くと言って反対を押し切り行った過去がありました。
孫さんにも一大決心をして腹をくくった時かまあったのです。
今の状況を変えるためには自分が変わらなければだめだ、そのためには心を鬼にしてわたしはアメリカへ行きました。と孫さんは語っています。
そして音声装置付きの多国籍翻訳機の試作機を当時のシャープ専務であった人に1億円で買い取られるまでになりました。
それからアメリカで会社を経営してやがて日本に帰国するのですが、ソフトバンクの前身である日本ソフトバンクのときに米国YAHOOに多額の投資をします。
まさにネットバブルが弾けようとするときに投資するのです。
その読みは見事に当たりやがて米国YAHOOが大成功した際の資金を元に様々な分野に投資をしています。
そのあとの快進撃は言うまでもありませんが、着想や手腕が自由奔放な天馬といっても過言ではないでしょう。
孫さんの生き方や着想や手腕には学ぶべきものが沢山あると思いました。
この取材の後ソフトバンクは大変な岐路に現在立たされています。
孫さんの生き方はどう私たちに移っていくのでしょうか?
ファンドのことや投資先のことなど疑問に思ったことはありますがかじ取りがうまくいってほしいと思いました。
天空空を行くのまとめです。
1:ビジョンをもって継続することも天馬には必要である
2:ひとのやってないことをとことん追求していく
3:何のために事業や投資をやるのかを明確にする
以上です。
お読み頂きありがとうございました。