よく昔から身の丈にあったことをしなさい、
と言われてきました。
今日はこの言葉の真意を調べてみたいと思います。
身の丈とは一体なんでしょう?
身の丈とは本来の身体の身長のことではありません。
そんなの、わかってる?
し、失礼致しましたー
そうですね。
身の丈に合うこと、身の丈に合わないこととは身分不相応なことはやめて身分相応なことをしなさいと言うことですね。
よく親は子供を見てるなーと感じたのはわたしも同じです。
もう両親ともなくなりましたが、母にはよくかたい仕事をしなさい、公務員になりなさいとよく言われたものです。
その度にわたしは反発していやならないとケンカしたものでした。
でも子供の適正は親が1番知っているといまは思います。
小さい頃から行動なり言動なりを毎日のように見てきたわけなので、誰よりも子供の適正はわかっているのです。
性格や性質もお見通しでこの子はどんな職業が1番向いているのかを知っていたのですね。
いまとなってはタイムマシンにでも乗らないとあの頃には戻れません。
親の言うとおり公務員になっていれば順風満帆の人生を歩いていたかも知れませんねー
しかし、わたしはわたしの人生を選択しました。
別に後悔はしていませんが、果たして身の丈にあった選択をしていたのか?
と考えると疑問符がつくかも知れません。
身の丈に合わない職業を選ぶと人生が変わるのか?
わたし自身の人生のなかで職歴は自分でもユニークなものが多いのですが、中でもシンガーソングライターはあまり身の丈には合ってなかったのかも知れません。
音楽を生業にしているひとには申し訳ないのですが、浮き沈みが激しい世界に身をおくことは命を削って仕事をしているのだと思います。
またほんのひと握りの選ばれたものだけが生存競争に勝って残るのでしょう。
母から見たわたしはそれに耐えていくだけの忍耐力もスター性もないことがわかっていたのだと思います。
見事に言い当てられたわたしがその事実に気がつくのは40年以上経ってからでした。
浅はかでした。
でも、自分が選んだ道が間違えていて人生が大きく変わるのかと言うとそうでもありません。
人生におけるモットーは昔も今もあまり変化がないので、身の丈に合わない職業を選んだとしても変わることはないと思います。
わたしのモットーは楽しく生きること。
これに尽きます。
ただ精神的なストレスが身の丈に合わない職業を選ぶと、もれなく付いてくるので精神衛生的には心が強くないと挫折してしまうと思います。
その点、心だけはバカなせいか?鈍感なせいかわかりませんが強かったのです。
もしかしたり母はその部分も見て知っていたので最終的には折れてくれ見守ってくれていたのかも知れません。
わたし的には身の丈に合わない職業を選んでも楽しむことができればそれでいいと思います。
身の丈にあったことをするのまとめです。
1:性質的に自分に妥協しなければ身の丈に合わない職業を選んだとしても大丈夫。
2:親はよく見ているので自分の本質を知る基準になることを知る
3:身の丈にあったことをすればそれはそれで良くストレスフリーで力を発揮出来る
以上です。
お読み頂きありがとうございました。